蓼科農道楽の自然農法

信州蓼科高原で無耕起・無施肥・無農薬で野菜の栽培をしています。このブログでは、安全で美味しい野菜をできるだけ手間暇かけずに栽培する方法を工夫し、とくに家庭菜園を実行している人の参考になることを目的にしています。

培養土を作ろう

培養土を作っておくと非常に便利です。一見して手間が掛かるようですがEMボカシを作ってしまうと意外と簡単です。培養土を作っておくと苗を作るときの土として、また追肥の代わりにつかえます。

用意する材料

①EMボカシ

米ぬか他をEM菌で発酵させたもの。作り方はいろいろあるので「EM ボカシ」を検索して調べてください。

②刈り草

③端菜

私は、食べ物の切れ端で、生ごみとして捨てられている物のうち、発酵させて再利用される物を、生ごみと区別して「端菜」とよんでいます。詳細は「EMボカシまたはEMたい肥」を検索して調べてください。

作り方

①地面にEMボカシを散布

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②刈り草をかける

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③端菜をまんべんなく広げる

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④培養土または畑の土をかける

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⑤刈り草を再びかける

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⑤雨がかからない様にビニルシートまたはブルーシートをかける。また、動物の被害にあわないような対策をする。

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⑥端菜がたまったころに、今回の上に同じことをくりかえす。夏から秋にかけて仕込んでおくと春には上質の培養土が出来上がっています。