蓼科農道楽の自然農法

信州蓼科高原で無耕起・無施肥・無農薬で野菜の栽培をしています。このブログでは、安全で美味しい野菜をできるだけ手間暇かけずに栽培する方法を工夫し、とくに家庭菜園を実行している人の参考になることを目的にしています。

刈った草の利用

ナスの根元の草を地際から刈り、EM菌で発酵させた米ぬか(米ぬかボカシ)を散布。このとき大切なことは、草の根っこを抜かないこと。根っこは、みみずや微生物によって分解され、肥料になると同時に、根っこのあった部分には根穴ができて水や空気の補給路となる。

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散布した米ぬかボカシの上に刈った草を敷きつめる。

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これを繰り返すと、耕起・施肥は不要。人間のやることは、苗を植えることと収穫することだけ。まさに「ものぐさ農法」

 

この畑は10年以上耕したり肥料をやったりしていません。