蓼科農道楽の自然農法

信州蓼科高原で無耕起・無施肥・無農薬で野菜の栽培をしています。このブログでは、安全で美味しい野菜をできるだけ手間暇かけずに栽培する方法を工夫し、とくに家庭菜園を実行している人の参考になることを目的にしています。

中学生達の百姓日記(2)

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7月に中学生達が蒔いたニンジンの畑が草だらけ

  

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きょうは間引きを兼ねて草取り、だいぶ取れてきた。

 

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取った草は45リットルのごみ袋に入れる。

*注意:ごみ袋は薄いので、草の茎などで穴が開いてしまう

ことがあるので2枚重ねにするか、もう少し厚い袋を使用し

た方がよい。

 

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草を少し入れたら、米ぬかに油粕を10㌫ほど混ぜて

上にかける。

 

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米ぬか+油粕の上に、やはり中学生達が7月に仕込んで

発酵させたEMボカシ(米ぬか+油粕+魚粉)を散布する。

 

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以上を繰り返し、容器がいっぱいになったら袋を閉じて

空気が入らないように密封する。夏なら2週間ほどすると

雑草たい肥が出来上がる。

 

*     *     *     *     *

①EM菌は嫌気性菌(微好性菌)が主体なので空気を遮断

 することが重要、空気の遮断をいい加減にすると、中に

 入れた草などの有機物が発酵ではなく腐敗してしまう。

②出来上がった雑草たい肥の使用方法は、次回の

 「中学生達の百姓日記(3)」で説明予定。

③雑草は大切な「資源」です。雑草=人間の原料

 なぜなら雑草☞肥料☞野菜☞人間☞そうです人間の原料

 なんです。