蓼科農道楽の自然農法

信州蓼科高原で無耕起・無施肥・無農薬で野菜の栽培をしています。このブログでは、安全で美味しい野菜をできるだけ手間暇かけずに栽培する方法を工夫し、とくに家庭菜園を実行している人の参考になることを目的にしています。

すこやか自然農園 2

 すこやか自然農園を開設し、すこやかさんを募集したら、お母さんに連れられた1歳~小学生ぐらいの、小さな子供が農場に来られるようになった。

 ところがところが、ここで、大変なことが起こった。こちらの目算では、お母さんたちの手伝いを期待していたのだが、なんと手伝いの主役がこの子どもたちになってしまったのだ。苗用の連結ポットえの土入れ、その後の種まき、全て子どもたちで出来てしまった。しかも、私が教えた通りきちんとした出来上がり。お母さんたちは、それを見ながらの立ち話(笑)。

 いくつか例をあげると、2歳の男の子に128穴の連結ポットえの土入れを教えたところ、ちょっと離れたすきに、別の連結ポットに土入れを済ませていた。

 また、別の子どもたちに、出来るかな~と思いながらも、連結ポットに、ミニトマトの種まきをさせてみた。ところが、大人よりも上手に、しかも早いのだ。

 ミニトマトの種は直径1ミリぐらい。大人がやると一粒ずつピンセットでつまみポットに入れていくが、子どもたちは指先で一粒ずつつまんで入れてしまう。エツエツえ~!と驚かされた。

 この世に生まれて僅か数年の子供にできる作業を、私は30年近くもやってきたことになる。嬉しいような悲しいような複雑な気持ち。明日から、彼らはわが農場の担い手。

 

  遺伝子組み換え・ゲノム編集・農毒薬・化学肥料などなど、おまけに自給率40パーセントを下回る、農業の面では世界でも最劣等国になってしまった日本を復活させてくれるのは彼らかも。

 

 

 

すこやか自然農園

すこやか自然農園の開設

※この募集は内容検討のため現在停止しています(2023.1.4)

 

 

農作業を手伝っていただく「すこやかさん」募集します

 無農薬野菜と交換できる野菜チケット差し上げます

 

 

  

 食の安全の確保

 いま私たちの食生活は、遺伝子組み換え・ゲノム編集・農毒薬・化学肥料などなど、毒まみれの状態です。では、この問題を克服するにはどうすればいいでしょうか。克服の手段としてはいくつかの方法が考えられますが、それぞれ色々な問題があります。たとえば・・・・

 ☆安全な食べ物を購入する☞☞☞近くに販売店が無い、あっても高価

 ☆無農薬で家庭菜園☞☞☞畑が無い、栽培方法がわからない、栽培品種が限定

                   ・・・・・こんな問題がありませんか?

 

 

 

 ecofarm蓼科高原では

農場の一部に「すこやか自然農園」を開設します。対象となる農園の広さは約6,000㎡

栽培品種はただいま検討中ですが年間で40~50種類の野菜・豆類です。週に2時間栽培を手伝っていただく「すこやかさん」 を募集し、この農園で栽培された作物の一部と交換できる野菜チケットを差し上げるということです。

   

それは

①手伝った人達のご家族全員が無農薬野菜を食べ続けることができる

②無農薬野菜を出来るだけ簡単に栽培する方法を学んでもらう

③食べ物の安全性に関心のある人達の交流・情報交換の場所・癒しの時間にも

④子供たちが安心して遊べる場所(農場の中心部に ”こどものひろば” があります)

”安全・新鮮・美味しい野菜”を安い価格で会員以外の人にも供給することができる

⑥売上で ”こどものひろば” を充実させることができる

⑦売上で農業(無農薬)を志す人達の支援をすることができる

 

 

 

 

作業日と内容

①農場(ecofarm蓼科高原)で年間の栽培計画および作業計画を作成します。

②その計画に基づいて、月・水・木・土のいづれかの日の2時間ご自分の都合の良い時刻に作業をしていただきます。作業内容はいろいろとあります。例えば、種まき・苗つくり・苗の定植・草刈り・収穫・間引き・土づくり・選別・・・・などなど、時期によって異なります。

③作業が終了すると20枚の野菜チケットをお渡ししますので、ご自分の欲しい野菜をご自分で収穫してお持ち帰りください。例えば☞☞☞☞大根・レタス・キャベツ・白菜・ニンニク・トウモロコシはそれぞれ1個1枚です。豆腐やみそに加工して食べたりするときにも使えます。

 

 

 

 

いま栽培を検討している野菜

☞☞☞オクラ、モロヘイヤ、ホーレンソウ、コマツナ

カブ、キャベツ、ハクサイ(2種類)、ブロッコリ、ダイコン(2種類)、

ハツカダイコン(2種類)、ハダイコン、トウモロコシ、カボチャ(2種類)、

キュウリ、マクワウリ、スイカ、ニガウリ、ピーマン、ゴボウ、シュンギク

レタス、サトイモ、ショウガ、ニンジン(2種類)、シシトウ、ジャガイモ、

トマト(3種類)、ナス、ピーマン、サツマイモ、インゲン(2種類)、

アズキ、ダイズ、エンドウ、ソラマメ、ラッカセイ、タマネギ、ニラ、ニンニク、

ナガネギ(2種類)、ハネギ

検討の結果で、追加・削除されることがあります。

 

 

お申し込み・お問い合わせ

☆すこやか自然農園は会員制です。すこやかさん申し込みはひと家族¥1,000。

 保険加入費別途必要です。

☆子供連れでおいでいただいても結構です。ただし、ご家族全員で作業されても、

 また、2時間をこえて作業されても野菜チケットは20枚です。

☆農場に来られたご家族のうち一部の人(例えばお父さんが作業している間に

 お母さんとお子さんが ”こどものひろば” で遊ぶこともできますし、途中で

 お父さんとお母さんが作業を交代しても構いません)

☆農場の中にはそらしど森のようちえんがありますので、お子さんをお預かりすることもできます(有料)。要事前問い合わせ。

 *曜日によっては開園していないことがあります*

☆お問合せは

 すこやかさん : ecofarmtateshina@docomo.ne.jp

 森のようちえん: noichigokai2013@gmail.com

☆場所は長野県茅野市上場沢です。 

 

 

 

     農場と森のようちえんの紹介 

 ecofarm蓼科高原

ecofarm蓼科高原は2005年に「安全で新鮮で美味しい野菜」を安い価格で供給することを目標に開設された自然農園で、開設以来15年のあいだ耕起・農毒薬・化学肥料の使用をしておりません。たい肥はたまに必要分だけ入れることがあります。畑は信州蓼科高原に数か所あり、その中の約6,000㎡を「すこやか広場」と称して、小さな子供から大人までが農作業をしたり遊んだりしています。「すこやか広場」には「そらしど森のようちえん」があります。この度ここに「すこやか自然農園」も開設し、大勢の人たちに「安全で新鮮で美味しい野菜」を食べていただくことを企画しました。

当農場は現在約12,000㎡の農地を確保しており、就農希望者がすぐに農作業に従事できるように、更に農地を増加する予定です。

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そらしど森のようちえん

    空の間にある
そらは、無限の可能性を表しています。
は、生きる私たち。
は、大地。
大地に根をおろし、無限の可能性に向かって生きる私たち。
こどもだけではなく大人も、当たり前だけれど、ひとりでは生きていないから、折り合って、関係性を結びながら。
その中で起こること全てが必要!
起こったあとでしか気づけないこと。
起こったから気付けたこと。
生きていることがひとつひとつの体験。
やってみる。

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コンパニオンプランツで家庭菜園(2)葉ダイコンとキャベツの混植

葉ダイコンとキャベツの混植

5年間もコンパニオンプランツの実験をやっていて気が付かなかった~。

それは・・・・・

春まき大根の収穫の後にキャベツを植えると春キャベツよりも良いキャベツを収穫することが出来る。

・・・・・ということです。そこまでは気が付いていたが、てっきり気温の関係だと思い込んでいた。ところが、今回、このブログを書くのにもう一度本を読み直してみたらその原因がきちんと書いてあった(笑)。以下に、その一部を転載します。

     ↓     ↓     ↓     ↓     ↓     ↓     

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こんなに使えるコンパニオンプランツp78から転載

アブラナ科特有の病気、根こぶ病

 根こぶ病はアブラナ科の野菜にのみ発生する病気です。たとえば、キャベツやコマツナチンゲンサイなどが、あまり大きく育たず元気がないという場合に、根こぶ病の疑いがあります。・・・・・

ダイコンのひげ根に侵入させて死滅させる

 ・・・・・根こぶ病菌はダイコンが近くにあると、目を覚まして発芽し、引き寄せられてきますが、ダイコンの細根に入ったところで死んでしまい、増殖することができないのです。

 つまり、ダイコンを育てるとその周囲の土中から徐々に根こぶ病菌が減っていくということになります。いわば、ダイコンが「おとり植物」になって、根こぶ病菌を掃除していると言えるのです。・・・・・転載おわり

 

 さてそこで、今年最初のたねまきは「葉ダイコン」と決めました。もちろん、アブラナ科、とくに、キャベツを栽培する予定の畝だけですが。ただ、農場のある場所が標高1,000mという寒冷地なので、キャベツの定植時期までに葉ダイコンを収穫することが出来なさそうなので、葉ダイコン+キャベツの混植となりそうです。

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ecofarm蓼科高原の一畝は、不耕起栽培のため幅1.2m*長さ20m、通路幅0.7mときめてあります。

 春の農作業開始(4月はじめ頃)と共に葉ダイコンの播種(畝全体にばらまき)をして、5月初旬にレタスの定植続いてキャベツの定植をします。(注意:播種・定植時期は畑のある地域の気象条件および栽培する野菜の品種によって異なります)

キャベツだけでなくレタスと交互にしかも、狭い間隔で植えるのはレタス(キク科)の臭いでモンシロチョウがキャベツに近づき難くなるからです。これもコンパニオンプランツの代表的な組み合わせです。 

 

これで、一つの畝で一種類の野菜を栽培するのに比べ、なんと,葉ダイコン+キャベツ+レタスを同時に栽培することが出来るということがお解りいただけたこととおもいます。コンパニオンプランツで家庭菜園(2)の最後にecofarm蓼科高原で昨年栽培したニンニクの畝の写真を掲載します。このニンニクは6月末に収穫されますが、その条間には既に大豆の種が播いてあり、ニンニクの収穫と同時に大豆畑に変身します。

次回の「コンパニオンプランツで家庭菜園(3)」は、トマト+ニラ+ラッカセイの予定です。(都合により他の組み合わせに変更させていただくことがあります)

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ニンニク畝、一畝で約700株

 

コンパニオンプランツで家庭菜園(1)

コンパニオンプランツ」ってご存知ですか?人間に相性の良しあしがあるように、植物同志にも、仲の良い植物と仲の悪い植物があります。例えば、キャベツはレタスとは非常に仲が良いのですが、同じキャベツでもジャガイモとは仲が悪く、隣同士で栽培するとジャガイモの生育が悪くなります。

 

このコンパニオンプランツを上手く利用すると、栽培する野菜の「害虫の被害を減らす」「病気を予防する」「互いの生育を促進する」というメリットがあります。しかも、野菜同志の間隔を狭くし栽培密度を高めることが出来るので、狭い畑の家庭菜園でも、従来の方法に比べて沢山の種類の野菜を栽培することが出来ます。結果として、同じ面積の畑でトータルの収穫量を2倍3倍と増加することが出来るわけです。

 

昨年まで、5年ほど下記の本を参考にして、いろいろな野菜の組み合わせで試験栽培をやってみましたが効果が非常に大きいようです。家庭菜園はもちろん、仕事として野菜を栽培している人も、試してみてはいかがでしょうか。とくに昨今話題になっている遺伝子組み換え・ゲノム編集など、食べる人の健康を害する危険な野菜から、ご家族を護る手段の一つとして有効ではないかと思います。

     参考にした本

     「こんなに使える コンパニオンプランツ」木嶋利男

        社団法人 家の光協会 03-3266-9029

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参考にした本

 

当農場では、15年前から無耕起・無施肥・無農薬で野菜を栽培しています。きちんとした土づくりをすると、安全で新鮮で美味しい野菜をあまり手間暇をかけずに食べることができます。土づくりには2~3年かかるとよく言われれておりますが、安全な野菜を栽培しながら土作りをすればよいと思っています。もちろん、野菜によっては土作りが出来てないと上手くできないものもないわけではありませんが収穫がゼロということではありません。「コンパニオンプランツで家庭菜園」シリーズでは土作りの方法には触れませんが(いずれ投稿したいとは思っています)、やさしく書いた本は沢山ありますので、そちらをご参照ください。一例をあげますと、木嶋利男著「連作のすすめ」社団法人家の光協会もわかり易いと思います。         ecofarm蓼科高原

       

大豆をつくろう

 

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 日本の大豆自給率は、たったの7パーセントです(農林水産省)。しかも、輸入大豆の殆どが遺伝子組み換えされたものです。ですから私たちは、知らず知らずのうちに、豆腐・納豆・味噌・醤油・油・肉(餌として使用)という食品の形で身体に入れています。

 幸いにも、長野県には地元で開発された優れた大豆が数種類あります。その中の気候的に、この地域にむいている「ナカセンナリ」という種類を使用して、栽培実習をしたいと思います。

 上手下手はともかくとして、大豆は比較的に作りやすい作物です。ぜひ、グループでご参加ください。

 

化学肥料や農薬を使わずに大豆をつくりたいグループを募集しています。

 【募集の詳細】

●募集期間:2018年6月中旬頃まで

●グループ:数名以上の大人と子供。必ず2歳以上の子供が含まれること。

●遠隔地からのご参加も歓迎します。宿泊施設等の準備はお申し込み時にご相談くだ さい。当地は八ヶ岳西麓の観光地(農場の標高1,000m)の中にあります。観光を兼ねてのご参加も可能です。

●作業期間:2018年6月中旬~12月中旬(播種時期6月中旬:収穫時期10月下旬~11月上旬)。途中で枝豆の収穫も楽しめます、全部食べると大豆の収穫がゼロになりますが(笑)

●作業日時:各グループのメンバーで決めてください。

●参加費:大豆収穫量の20%を収穫後に”現物(大豆)”でお支払いいただきます。

      残りの80%の大豆は参加者が自由に消費してください。

●使用する大豆:ナカセンナリ(当方で用意します)

  *注意:交雑防止のため、他の種類の大豆種子の持ち込みは禁止です

●体験栽培用地(1グループ当たり)
  畝幅(通路を含まない):1.2m
  畝の長さ       : 20m

●現在用意されている畝数:8グループ分

●参加時に必要なもの
ご家庭の生ごみをご持参ください。生ごみで堆肥を作ります(お持ちいただくときに簡単な処理が必要です。処理方法の詳細はお申し込み時にお知らせします)

●農場の場所:長野県茅野市上場沢
●お問合せ・お申し込みは下記までお願いします。

ecofarmtateshina@docomo.ne.jpまたはe-farmtateshina@hb.tp1.jp

 

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除草されて黄色い紐が張ってある場所(幅1.2m*長さ20m)が1グループ分です

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付近では7月上旬収穫予定のニンニクを栽培しています。

 

農場の中では「子ども自然哲学塾」の小学生達がこんなこともやっています

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女の子も男の子も屋根に登って縄文小屋作り、元気です!

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小学生達が栽培中の野菜。刈った草も無駄にしません、野菜の根と土中の微生物の保護に使用します。そして、シーズンが終わるとたい肥にします。

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小学校6年生が栽培中のトマト。写真ではよく見えませんが、じつは、トマトの根元にニラが4~5本コンパニオンプランツとして一緒に植えてあります。

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最初の蕾が付き始めました。

 

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トウモロコシも順調に育っています。

 

 

中学生達の百姓日記(5)

 

今年の夏、中学生達が種を播いた人参と大根を収穫しました。ニンニクの収穫は来年(2018年)の6月です。中学生の皆さんご苦労様でした、こんな立派な野菜ができましたよ!。

 

 長野市立東北中学校;7月20日(木);ニンジン播種
 千曲市立戸倉上山田中学校;7月21日(金);ニンジン播種
 信州大学付属長野中学校;7月24日(月);ニンジン播種
 東京都江戸川区立春江中学校;7月26日(水);ニンジン播種
 中央大学付属横浜中学校;8月7日(月);ダイコン播種
 土岐市立泉中学校;10月5日(木);ニンニク定植

 

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ダイコンとニンジンの初顔合わせ

 

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収穫直前のダイコン

 

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ニンジンの卒業記念写真?卒業生のほんの一部です。

 

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根長20cmの立派なニンジンです、スーパーで売っているニンジンに引けを取らない、いやそれ以上の立派な

無農薬ニンジンです。でも・・・・・

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  中にはこんなニンジンもありますよ~(笑)

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おい!アゲハ(2)

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(わたし)

おい!アゲハ1年ぶりだな。やはり此処が安全か?

 

(あげは)

あ~去年のは、私の親だよ。他の畑に行くと殺虫剤を吹き付けられるから、ここに棲むことにしたよ。人間は、私たち虫を殺している積もりだろうが、結果として自分を殺していることに気が付いていないようだ。

 

(わたし)

あ~そうか~、あまり食いすぎるなよ、太り過ぎて羽が生えても飛べなくなるぞ。

 

(あげは)

大丈夫だよ、人間のようにメタボになるまで食わないから。ホドホドということを知ってるから。それに、人間のように生ごみなんて出さないよ。

 

(わたし)

耳が痛いこと言うな~。でも、その通りだよ。

   

 *     *     *     *

 

キアゲハ

https://tse1.mm.bing.net/th?id=OIP.VvP37A5hO9GRwKfMr7MABwEsDh&w=129&h=105&c=8&rs=1&qlt=90&dpr=1.75&pid=3.1&rm=2

https://tse1.mm.bing.net/th?id=OIP.VvP37A5hO9GRwKfMr7MABwEsDh&w=129&h=105&c=8&rs=1&qlt=90&dpr=1.75&pid=3.1&rm=2

 

アゲハにはいろいろな種類がいるが、そのなかのキアゲハは、主にせり科の植物を好んで食草とする。

主なせり科;セリ ニンジン ミツバ アシタバ パセリ セロリ

 

<セリ科とアブラナ科コンパニオンプランツ情報は「おい!あげは」(2016年10月18日)をご覧ください。